若年層の自殺が増えている。
自分の生きがいが見出せないという。
大人たちを信じないという。
ステキな大人達が減ると、子供達は目標を失う。トンネルの先が暗がりだとそれ以上、先には進む気がしなくなる。途中で生きることを放棄したくなる。
だから、メンタルのスタッフは笑顔でいようと心がけている。とくに、教室でお迎えする時には。
なぜなら、心理学の勉強会には、夜には仕事帰りの人や、昼のクラスは家のことを済ませて子供が学校に行っている合間をぬって参加しています。
そのような人達が来るので、疲れがとれるような笑顔で、お迎えしようと決めている。
なによりも、電車に乗っても大人達がイライラしている。だから、スタッフは、せめて僕たちだけでも「大人の世界も楽しいのだよ」と子供達に感じさせる大人になろうって。そう、トンネルの先の明かりになろうと…
ただ、ガイダンスの体験講座はそんなことを知らないから、笑顔で迎えられると警戒されるようです(笑)
でも、それだけ笑顔が当たり前でない社会になっているのでしょう。
笑顔が当たり前、何も違和感がない社会になればいいですね。
笑顔が警戒される社会は悲しいですね。
スタッフの思いや努力を知っているからガイダンスで「笑顔が怪しい」と言われると、悲しくなってしまいます。
ニーチェは「世界は深い」と言いました。僕たちが感じる心の投影は、その人の心の中を表します。
だから、見た目や先入観ですぐに判断せずに、その人の思いの深さや、その背景を感じとれる心の余裕を持ちたいものですね。
僕も昔は、どこかに先入観や見た目だけで判断することがありました。でも、インディアンの中で生活してわかること、世界中の友達を持ってわかることがあります。
そう、肌の違いや文化の違いはあっても、人への思いやる心は世界共通なのだと。
それを知ろうともしないまま、先入観で決めつけた人々によって戦争が始められたということも歴史の事実です。
<神学者ニーバーの言葉>
変われることを変える勇気を
変われないことを受け入れる、心のゆとりを…
そして、この世の中には、変われることと、変われないことがあるということを、見きわめる叡智を与えたまえ…
この上の詩は
我々は他人を先入観で決めつけ、裁く時があります。でも、相手には相手の思いがあり、こちらにはこちらの思いがあります。相手を変えようと思うばかりに人間関係が悪くなることがあります。
でも、自分が変化できるのに自分のプライド(自分を守ろうとするあまり)のために相手に変わることを要求し、そのために自分自身の視野が広がらないこともあります。
自分が変わるにしても、相手が変わるにしても、変わることには、とても勇気が必要です。だから、相手を変えようと思う時には、自分自身が簡単に変わることができるのか?
自分が変えてあげることは出来ないのか?
相手をそのままで受け入れることは出来ないのか?
と慎重に考慮しなければいけないという祈りですね。
すぐに批判せずに大らかに生きたいですね。
追記:昨日もお伝えしましたがHPがリニューアルしました。また、YouTubeでも見れるそうです。
オープニングムービー
http://www.youtube.com/watch?v=GOodQ8bps5Q
メンタル専用チャンネル
http://www.youtube.com/user/mentalcojp