何をやっても続かないと言う人がいます。
それは本当に、心からやりたかった事なのか?「やらねばならない」と思って、心(感覚)より頭(理性)を優先した事なのか?一度、立ち止まって考えてみる必要があります。
人間の心は強いエネルギーを持っています。
「好きな人に会いたい🔥」と言うエネルギーは、艱難辛苦(かんなんしんく)の苦労にも耐えられたりします。「これをしたらイイだろうなぁ」と頭で始めた人と、「これをしたい🔥」と心で始めた人では、結果は違います。
「頭」と「心」がつな引きすれば、「頭」は「心」に勝てないのです。
会社が売上の目標数字を定めてもガンバレなかった社員たちが、自社ビルを建てた時の、新しいオフィスの青写真を見て、自分たちのフロアはこんな感じで、デスクはこんな感じの風合いで、窓から見える景色はこんな感じでとイメージが明確になったら、売上が前年度比の12倍に伸びた企業があります。人間は五感が感じれば素晴らしいパフォーマンスを発揮するのです。
「5キロ痩せたい」よりも「見違えるカラダになって、去ったカレシが後悔する私になる」と宣言したほうが心エネルギーが燃え上がります。
マラソンも苦しい時に、向こうで待ってくれる仲間や家族の笑顔を思い浮かべるから走れます。距離を考えて走っている人は苦しみに負けてしまうこともしばしばです。
だから、人生は頭人間より心人間のほうが成功するのです。
「あきらめないで、やり遂げねばならない!」は、すでに頭の思考パターンに陥っている人のパターンです。
その先に何が待っていて、自分がどう輝いているのかが、しっかりと想像できなければ心のエンジンが動きません。「人がそう言っているから」も、すでに頭人間のパターンです。
「前向きになりたい」「自分に自信を持ちたい」「人づきあいをよくしたい」「自分を変えたい」これらは、人がそう言っていたから、人に言われたからにすぎません。
大切なことは心がワクワクするかどうかなのです。
昔、僕の心理学を夫婦で学んでくださり、教室をいつも盛り上げてくれ、いつも若い頃の僕に、衛藤さんは「スゴイ!」と応援をしてくれていた、菅生さんと言う人がいます。
彼ら夫婦は、昔からイメージを大切にしていました。彼の送ってくる毎年の年賀状には夢にあふれた写真がいっぱい散りばめられていました。そして、家族の笑顔の写真…その当時、幼かった長男が今や、テレビで大活躍の若手俳優の菅田将暉君です。
菅生さんは、いつもこう言っていました。人生にはワクワクするイメージが大切ですよ。それが「息子さんにも受け継がれているんだろう」と、彼をテレビで見るたびに感じています。
そのやりたい事の先に「あなたは笑ってワクワクしていますか?」
福岡校研究17期生の香葉村真由美さんの本が出ます。
タイトルは「子どもたちの光るこえ」です。
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