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Channel: 日本メンタルヘルス協会:衛藤信之のつぶやき
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自然は最高のお医者さま

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 桜の季節が過ぎ去って、緑が目に優しい季節になりました。

 

 気候も暖かくなり、寒さで緊張していた身体も解放されてゆきます。

 さらに長い連休が終わり、心の分野では五月病が増加しています。

 休みが長く続くと、心のエンジンのアイドリングが、長期でオフになっているので、心も身体もエンジンがかかりにくいようです。

 

 なんだか、身体がだるい。なんだか憂うつ。意味なくため息が出る。それは、身体が解放された分だけ、心にも溜まっていたストレスが、外に吐き出したいのに出来ない状態なのです。それが最大値まで溜まると、僕たちの心は容量を超え、うつ病や、パニック障害や円形脱毛症のように、身体が限界の兆候をアピールします。これを精神医学では心身症と呼びます。

 

 僕がアメリカで、ネイティブアメリカン(インディアン)の中で過ごした時期がありました。なぜか心も体も疲れていて元気が出ない時に「ノブ、靴を脱いで、大地に不快なエネルギーを吐き出してごらん」とメディスンマンに言われました。足を大地に触れることは大切だと言うのです。

 「足の裏から大地にあるナチュラルなパワーを受け取りなさい」とも教えてくれました。人は大地から生まれ、やがて大地に戻ります。だから、大地はインディアンにとっては、母なのだと、彼らは言います。

 

 突然、読者に質問です。

 

 最近、皆さんは裸足で芝生や砂浜を歩いたことがありますか?


 

 そんな時間を割いていないなら、アナタの身体の疲れや心の元気の無さは、大地に触れていない事で起こっているのかもしれません。

 

 僕たちは携帯電話やIHクッキングヒーター、パソコン、電子レンジ等、電磁波を常に流す「電子機器」に囲まれて生活をしています。特に、ここ10年で携帯電話が身体の近くにいつも存在します。これは人間の歴史上なかったことです。

 

 

 僕たちはマイナスな電子を帯電し、放電するすべを持たないのです。

 

 電子機器は、電磁波を発生しています。ですから、どこの家にも強大な電力が発生する電子レンジなどには緑色のアース線が付いています。そのアース線は大地に埋まっているアース棒につながっていて地面に、ムダな電気や電磁波を流しているのです。

 

 人のアース線が、二つの足なのです。

 

 僕たちの身体は電気を通す伝導体なのです。しかし、現代社会は電磁波に囲まれているのに、靴やハイヒール、または、アスファルトの絶縁体(電気を通さない)の上で生きています。地球との電子の交換がなくなっています。

 

 アメリカの有名な実業家の中では、時折、靴を脱ぎ捨て裸足になり、芝生や砂浜に直接ふれて、溜まっているマイナスな電子を大地に放電し、健康な電子(自由電子)を足から充電し、体内の電気バランスをとるという「アーシング」という技術がブームになっています。

 

 人間は足を通して、地球と電子のやり取りができるのです。


  

 それが、新しいアイディアや健康を取り戻せるというので、ニューリーダーたちのブームになっています。

 

 ガンも肩こりも心の病気も、自然から切り離された現代の生活習慣から生まれているのかもしれません。コンクリートやガラス、家電に囲まれている生活の中では(絶縁体)、私たちは自然というメディスンマン(ウーマン)に触れる機会が限りなく少なくなってきています。それが、心の病気、ガン患者の増加、不眠につながっているのかもしれません。

 

 5月というステキな季節に、自然というメディスンに、インディアンのように心も体もあずけてみることも経験してみて下さい。

 

 そうだ、自然に会いに行こう!

 

 

 

 

 


<<よければYouTubeも見て下さい。>>    


 


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